ゼロヒャク

「あなたは、ゼロか、ヒャクしかないね」と言われたことがある(たしかそんな感じ、ヒャクではなかったかも)。私にとっていいものは「ヒャク(絶対的に認める)」で、私にとってダメなものは「ゼロ(何もかも許せない)」。

 

「ちょうどいい」がない。「何もかも忘れて本当に楽しくてしょうがない」か、「どうしようもなく不安でしかたがない」か。私はそんな日々を過ごしている。今になって、あのとき言われた言葉を「なるほどな」と思っている。

 

そして、今年に入ってなぜだかどうしようもなく好きになった人がいる。その人の持ちわざの名前は「ゼロヒャク」。私が言われた言葉とあまりにシンクロしていて、さっき震えたところだった。(意味は違うけど)

 

「ゼロヒャクの彼」は、本当に魅力的な人なのに、その輝きを放てないでいる。「どれくらい自分はできるのか」を試そうとレベルの高い場所に自ら身を置いた。すぐに結果が出ないもどかしさに、私たちもやきもきしていて。それと同時に、自分の姿を重ねたりもして。(あんなに技術も魅力もなんにもないけど)

 

今、必要なものはなんだ。

自分が持っているものを、どうやって活かすべきだ。

どこに、どれくらい、力を入れるべきだ。

 

彼が今の状況をどんなふうに受け止めているかは分からないし、今後どんなふうに変わっていくかも分からない。でも、きっとね、やってくれるって信じてる。十何年もかけて積み上げてきたものを数日で変えるなんてきっと難しくて、でも、少しずつ少しずつ変わっていくんじゃないかって、心から期待していて。

 

才能もあって努力もしている彼にはまったく叶わないけど、私には才能はないけど、きっと。少しずつ。ほんの少しずつでいいから、こんな日々よ変われと毎日思いながらパソコンにむかっているのであります。

 

(ゼロヒャクさん頑張れ。超頑張れ。)