何もない
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情けないことに、人生で初めて「自分で手に入れたものは何もないのだ」ということを実感しています。こんな年齢で、ようやく。ああ、自分で手にしたのはぼちぼちの学歴くらいかな。
お金も、行きたい場所も、欲しいものも、今までは誰かが叶えてくれていた。愚かなことに、それが当たり前になって、ありがたいという気持ちさえも失いかけていた。
それらから少し距離を置いてようやく感じた。「自分で手にしたものは何もない」。今になって、親は働いていない、学費も生活費も自分でバイトをしてまかなっていた親友に「お前は何もしなくてもお金がもらえて羨ましい」と恨み半分言われた気持ちが分かるような気がする。
でも、私には自分でお金を調達したり、手に入れたいものを作り出す力は皆無で。努力という努力をしたこともなく、何かを生み出したこともなく、のうのうと生きていて。かつての親友は今の私を見て「羨ましい」なんて思わないだろう。堕落した私を見て、むしろ「ざまぁみろ」とさえ思うかもしれない。
親を恨みたい。何不自由なくどころか人より何倍も何十倍もいい思いをさせてもらったゆえに私は何もしなくなったし何もできない無能なのだと本当は言いたい。でも、私と同じような境遇の人でまともな人努力している人成功している人もいるから、結局は私自身がクズなだけなんだということを思い知る。しにたい。
働きたくないのにお金がほしい。
毎日働いて給料20万程度じゃ許せない。
傲慢でしかない。
お金がほしい。
お金が欲しい。
お金が欲しい。
自分でこの記事見返すと「あ、こいつ終わってんな」感でしかない。うん、まじで終わってる。人生つんでる。